札幌 すすきの交差点のアイリッシュパブ セント ジョンズ ウッド St. John's Wood

札幌 すすきの交差点のアイリッシュパブです



St. John's Wood

お酒の紹介 5

 今日紹介いたしますビールは、ヒューガルデンホワイト。
 ベルギーにある「ヒューガルデン村」発のホワイトビールでございます♪
 ちなみに、ホワイトビールと言いましても、真っ白なビールというわけではなく、乳白色がかった淡い黄色のビールのことです^^

 もともとヒューガルデン村でホワイトビールが造られるようになったのは、14世紀のことだったそうです。
 ところが20世紀に入り、ビール界のピルスナー人気に押され、ヒューガルデン村周辺のホワイトビール醸造所は次々と閉鎖されてしまいました。
 それを買い取り、ホワイトビール造りを再開したのが、ヒューガルデン村出身のピエール・セリス氏であります。
 ちなみに当時彼は牛乳屋だったそうです。
 ホワイト繋がりが御縁に・・・というわけではないと思いますが^^;
 ともあれ、セリス氏は廃業したレモネード工場を買い取り、さらには廃業した醸造所から整備一式をも買い取り、ホワイトビール造りに着手したということです。
 ところが1985年、当時すでに人気を博していたにも関わらず醸造所が火災にあってしまい、ピエール・セリス氏の財力では復興が困難だったため、インタブリュー社(現在インベブ社)の傘下に入ることとなってしまったそうです。
 余談ではありますが、ヒューガルデンホワイトが大手ビール会社によって製造されるようになった事により、ピエール・セリス氏は「本来の味ではなくなった」と評しているそうです。
 そして現在、彼自身は『セリス・ホワイト』というホワイトビールをベルギーとアメリカの醸造所で製造・販売しています^^;

 といいましたところが、このヒューガルデンホワイトの来歴です♪

 ちなみにこのお酒についてますロゴ。杖と鍬が描かれており、それぞれ、杖はヒューガルデン村にビールの製造方法を伝えた伝道師を意味し、鍬は原料となる麦などを作る農民を意味しているとのこと。
 歴史を感じさせてくれますね^^
 また、ヒューガルデンには他にもシリーズとなるビールがあります。
 当店には置いてはいませんが、ヒューガルデングランクリュとヒューガルデン禁断の果実です♪
 名前からして・・・なんともはや^^;
 機会があればぜひ皆様もお試しくださいませ^^

 本日はここまで〜!mm


2008年10月10日 17:34 | toshi


前へ

次へ

コメント

コメントはまだありません