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お酒の紹介 3

ホルステン

 今日はホルステンの紹介です。

 ホルステンは、ドイツの都市ハンブルグにある北部ドイツ最大のメーカー、ホルステン醸造所で造られているビールです。
 ピルスナータイプのビールで、淡い酸味・柔らかい苦味を持っています。

 1516年にバイエルン公国(現在のドイツ南部・主要都市はミュンヘン)では、ビール醸造業者に対して「ビール純粋令」という法が制定・布告されました。この法令は「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」といったものです。
 1987年にビール純粋令が非合法化された現在もその慣例に従い、ホルステンではビールを大麦、ホップ、水のみから造っています。
 今でもドイツ国内の醸造所の多くは、この法律のおかげでドイツビールの品質が守れてきたとして、遵守しているそうです。

 同じホルステンビールでも最近は、度数0.03%ほどのノンアルコールタイプもよく出回っているようですが、当店のホルステンは5.0%のものを間違いなく使っておりますので、どうぞご心配なくw

 この「ホルステン」という言葉を聞いて、ドイツ都市リューベックにある「ホルステン門」を思い出される方もいらっしゃるでしょうか?
 タカハシは訪れたことはありませんが、1987年に「リューベックのハンザ同盟都市」としてユネスコの世界遺産に登録されていて、ドイツの主要観光名所としてはかなり有名だそうです。
 ところでこの「ホルステン門」、世界遺産でありながら、レンガの重みに耐え切れずに建物の一部が陥没し、塔が傾いているといいます。ですが、門内部の塔は現在博物館として利用されているとのこと。
 地震の多い国日本にいるワタクシとしては、「危なくないのかなぁ」などと少々野暮なことを考えてしまいます。
 ですが、傾いていることで有名な「ピサの斜塔」でも入場は可能ですし、きっと気にするほどのことではないのでしょうか^^

 余談ではありますが、世界中で最も傾斜している建物とされてきた「ピサの斜塔」ですが、ドイツ北西部エムデンにある教会の尖塔の方が、より傾いていると判明したそうですw
 そして来年には、ギネスブックに「ピサの斜塔」に代わってその尖塔が掲載される予定だということです^^;


2008年05月27日 15:07 | toshi


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